EIP型グループウェア:INSUITE®
開発者インタビュー(プロジェクトの裏側)

EIP型グループウェアINSUITEバージョン2.4

ドリーム・アーツは、2010年3月23日にグループウェア「INSUITE®」のバージョン2.4をリリース。「お客様とともに製品を成長させる」という開発ポリシーに基づいて、100以上の顧客要望と20以上の新機能を実装した。本バージョンの特長とプロジェクトの裏話を開発リーダーとチームメンバーが語る。

v.2.4開発テーマ新機能への思い| プロジェクトの裏側 |≫ INSUITEトップ

その1:突発対応への対処

EIP型グループウェア「INSUITE®(インスイート)」のバージョン2.4のプロジェクト期間中に、緊急かつ重要度の高い二つの課題が発生したため、当初のリリース時期を延期することになりました。

一つ目の課題は、お客様から照会いただいた不具合の可能性について、緊急度が高いと判断し、問題が発生する前に対処したこと。二つ目は、新たなビジネススキームに必要な技術対応を、このタイミングで実施すべきとして優先させたことでした。どちらも事前予測が難しいものではありますが、適切かつ迅速な対応を要するものでした。

結果的には、二つの突発課題の対応期間分だけスケジュールが延びてしまい、うまく対処できたとはs言えないと思っています。先日もバージョン2.4のプロジェクト反省会で、メンバーから色々な反省点とその改善策が出ました。その中でも、特に盛り上がったのは「計画段階でいかに突発対応を吸収できる計画を立てられるか」でした。もちろん、単なる時間や人のバッファを多く見積もっておく以外の工夫として。

バージョン2.4では、短いイテレーション*に区切って開発を進めたのですが、イテレーション間の結合度が高く、イテレーション毎にすぐリリースできるほどの機動力を発揮できませんでした。次のバージョンからは、突発対応が発生した場合にも、イテレーション単位でリリース出来る機動性を高め、臨機応変な対応を追求したいと思っています。


その2:チームとしての成長

今回のプロジェクトとその間に起きた突発対応の経験を通して、チームのメンバーの成長についても触れておきたいと思います。EIP型グループウェア「INSUITE®(インスイート)」の開発は日本がメインですが、中国の大連でも開発からテストまで行っています。タイトなスケジュールでプロジェクトメンバー各自の自立した動きが求められる中、チャットやメール、プロジェクトポータルを駆使して、進捗状況を共有したり、こまめにレビューをして、拠点間での連携を取りながら進めました。その結果、個人の力も増し、チームの団結力も高まったと感じています。

いい点も悪い点も早速次のバージョンに活かし、お客様に必要とされる製品を適切なタイミングでリリースできるよう努めていきます。

*イテレーションとは、反復型開発の1回の繰返し。およそ2週間から1ヵ月間程度の短いサイクルで、設計・実装・テスト・リリースまでをおこなうことで、柔軟性を高めリスク回避を可能とする。