初代POPYは、弊社の山本と株式会社イニス(原田さん)POPYは、INSUITE®とともに成長してきた。
エンタープライズ製品には珍しい「製品のキャラクター」としてのPOPYに込めた思いは誕生時から変わらない。
一方でこの10年、多くのお客様に育てていただいて、INSUITE®は新たなステージに向かおうとしている。10年の感謝とともに、POPYも、-お客様にとって「Adorable(魅了する)」-
を
体現していて欲しいということになった。
POPYの"Re-design"はこうして始まった。

今回、成長したPOPYを考えるにあたっては、新たな息吹きを吹き込みたいとの思いから、細谷ゲン氏とのコラボレーションをさせていただいた。
■プロフィール
細谷ゲン
アートディレクター
株式会社ヴィジョン代表
高校在学中より当時YMOのデザインを手掛けていたアートディレクター奥村靫正に師事。その後ヒップホップ全盛のNYへデザイン留学し、ビデオ作品やジャケットデザインを手掛けるなどして帰国。その後数多くのファッションショーのVJやプロモーションビデオなどを手掛け、91年には高城剛や中野裕之と共に「ビデオドラッグ3」(立花ハジメが音楽を担当)を発表。「チェッカーズ」のライブツアーにヴィジュアルディレクターとして参加するなど映像分野で幅広く活動。また、デザインチームVISIONをスタート後は、広告デザイン、ロゴマーク、CDジャケット、エディトリアルなどグラフィックデザイン全般、さらにWEBサイトの制作まで様々な仕事に取り組んでいる。
※詳しい情報はホームページをご覧下さい。www.vision2.co.jp
細谷氏は、プロジェクト全体を振り返りつつ、ゆっくりと噛みしめるように言った。
・・・一般的な広告の仕事でいう「キャラクター創り」とは大きく違いましたね。
POPYは、山本さんの、ドリーム・アーツの、そしてもしかしたらその先にいる
本当に多くのユーザさんたちの『作品』だからね・・・。
もともとのデザインへの愛着が強く、ゼロスタートしたビジネスの全ての節目にPOPYが居たんだと思う。
キャラクター設定がしっかりあって、活躍していて、そういう意味ではとても難しかった。
今回僕たちが行ったのは、『デザインの技術的なサポート』、というニュアンスに留まると思っている。

細谷氏は、10年分の思い入れがあるからこそ慎重に進めなければならなかったという。メンバーとは、そもそもの「POPYの役割」、「変えることの効果」を共有することから始めた。
・INSUITE®キャラクター
・温かみ、親しみやすさ
・INSUITE®製品を強く伝えるための
アイコン・アイキャッチ
そして、「今、変わる」ことの意味は、
「見た目が変わることで、INSUITE®自体の一新」を直感的に感じさせること。
プロジェクトとして設定したストーリーは、
『10年間インスイートを支えてがんばってきてくれたPOPYへのご褒美として感謝の意を込めて"名犬"の称号を与えよう!』でした。
"名犬"とは? 賢そうな顔つき、座り方、色合い・・・。
細谷氏は、中でも「背筋を伸ばす」ことを挙げた。
今あるPOPYをただキレイにするだけなら思いつけない発想だった。
ここからの精緻化には、細谷氏のアートディレクターとしての活躍に負うところが大きかった。ヒアリングを通じて、形をとりきれていない私たちの"名犬POPY"を、ぐいぐいと引き出していく。
最終段階の色を注すことでさらに精悍さも加えていった。

最後にデザイナーとして、「ポータル」の中でのPOPYとは?を伺った。
POPYの果たす役割はすごく重要だと思っていますよ。
INSUITE® V3.0では、ヘッダープレートをなくし、
「空間・奥行き」を表現しているでしょう。
POPYがプレートの上にシャドウを付けて乗った状態にすることで、立体感のある空間を表現しているんです。デザイナーの目から見て、今もまだこのようなヘッダーデザインは見たことがない、画期的なものだと思っています。
